
冬の街に、ひときわ鮮やかな赤。
ニットという柔らかな布に宿ると、 その赤は、温もりと華やかさを同時にまといます。
「赤は難しい」と思われがちですが、 組み合わせ次第で、日常にも寄り添ってくれる色。
今回は、そんな赤ニットの表情を探ってみました。
色合わせや小物使いで、毎日のコーデがもっと楽しくなるはず!
赤と私の距離感
もともと私は、若い頃からシックでクールな色ばかりを選んできました。
「赤は目立ちすぎる」「主張が強そう」「顔が負けるかも」——
そんな理由で、似合うかどうかを判断する前に、何となく避けていたのです。 (友人には「負けてないよ」と笑われていましたが…)
そんな私が、数年前の女子会で観光へ行くことになったとき、 ふと「今回は赤で行きたい」と思ったのです。
その一歩が、赤との出逢いの始まりでした。 以来、赤は私にとって“挑戦”でありながら、 日常を明るくしてくれる色になりました。
今回は、その赤ニットが見せる多彩な表情を探ってみます。
勇気のいる色だけれど、組み合わせ次第で自在に
鮮やかな赤は、ニュートラルカラーに包まれると落ち着きを、 素材や小物と合わせると遊び心を見せてくれます。
ここからは、赤ニットが見せる多彩なコーディネートを ひとつずつご紹介していきます。
アイテム紹介
「赤が語る、静かな情熱。」
軽やかに光を含むクルーネックは、明るめの赤が空気に溶けるように広がり、
深みのある赤のVネックは、しっかりとした編地で温もりを感じます。
どちらも、冬のグレーシーンに静かに寄り添いながら、
装いに余白と奥行きを生み、心を灯す一枚となります。


今回は、合わせたいコートを並べてみました。

ホワイトブラウスが、赤と黒の境界をそっとほどいてくれます
どちらの色も静かに鮮やかさを増していくよう

ベージュとオフホワイトが、鮮やかな赤をそっとくるんで
全体にやさしい空気が広がります

ネイビーに赤を添えて
黒ほど強くは締めず、やわらかなカジュアル感が生まれます

ほんのりブラウンを含んだグレーが、やさしい温もりを添えて
ロングブーツで、凛とした都会の佇まいに

冬の空気に馴染むチェックパンツは、長く寄り添ってくれる存在
足元がすっきりと整い、静かなスタイルアップが叶います

淡いピンクのラインが、レッドを引き寄せて
チェックの中に、やさしいリズムが生まれます

元気と清潔感がほどよく混ざって。
トップスはきちんと、ボトムスは軽やかに足さばき良く

ライトグレーは、合わせる色で表情を変える魔法の色
今回はレッドに光を当てて、その鮮やかさを引き立てます

明るい赤が、カジュアルな空気にすっと馴染んで。
グレーとの組み合わせで、ぬくもりが静かに広がります

マイヴィンテージジャケット、いつもはパンツ合わせでしたが…
今回は初めてスカートに。華やかな場にも、そっと馴染みます

英国調を思わせるチェック柄。
グリーンがさりげなく加わることで、カジュアルな軽やかさも。
さらりとした質感は、深いレッドの存在感を引き立てます

ブラウンのコンビネーション
赤が引き立つ中で、ブラウンたちもそっと声を響かせて

遊び心を添えたコートに、ストールがそっと個性を灯して
小物ひとつで、いつもの装いが新しい表情に

ホワイトは赤の鮮やかさをふんわり引き立てます
冬の白って…ホワイトクリスマス、雪、餅?そんな印象、ありませんか?

ブラックとレッドの華麗なる共演
その主役は、先代より受け継いだベルベットスカート
まだ未着用だけれど、静かにその出番を待っています

深いベージュを見ると、ブラックとレッドを合わせたくなります。
このコーデは、その願いがふんわり叶った形です💕

「揺れるフレアスカートが、装いにエレガンスを添えて
ミドル丈のコートが、ドレープの美しさをそのまま残してくれます

アラフィフでも、遊び心は持ち続けたいもの。
短いパンツなんて、ほんと久しぶり。
でもロングブーツがあれば…いける気がします(笑)
📷撮影後談:レッドニット編
赤は、やはり目を引く主役。
その美しさや華やかさを引き立てるように、コーディネートを組んでいきました。
今回の撮影では、2種類の赤を改めて再発見。
明度の高い赤は、どんな色も互いを引き立て合い、軽やかに馴染んでいきます。
一方で、深みのある赤は落ち着きと温かさ、そして静けさまでも表現してくれました。
それぞれの赤を楽しみながら、また新たに合うアイテムを探していくのも楽しみのひとつ。
この冬も、赤をまとう日を大切にしたいと思います。
そして——撮影の舞台裏は、重いコートと格闘しながら、バッグやブーツで部屋じゅうが“赤の日の余韻”!?
そんな感じでしたが、何とか終了です。
そんな中、イヴはぽかぽか陽気にうとうとしながら、静かな相棒として見守っていました。
赤を着る日は——
自分の元気を表現したい日。
何かを決めたい日。
そして何より、笑顔で過ごしたい日。
あなたにとっての「赤の日」は、どんな日でしょうか?
コメント