アラフィフ冬コーデ | 25年の眠りから目覚めたカルバン・クライン ロングコート

実家のクローゼットで25年ほど大切に眠らせていた一着のコート。

その一着を見つけた瞬間、胸の奥がふわっと温かくなりました。

実はこのコート、3か月前に実家へ帰省したとき、自分で送ったものなんです。

「今日までいてくれてありがとう」──
そんな気持ちを込めて段ボールにそっと入れた日のことを、今でもはっきり思い出します。

当時の私は、少し背伸びしてこのコートを選びました。

ミニスカートにロングブーツ、
パープルやディープグリーンのハイネックを合わせて、鏡の前であれこれ試していたあの頃の自分が、昨日のことのように蘇ります。

トルソーにまとわせてみたら、その存在感に思わず息をのむほどで、
「やっぱり名品って、時間を超えるんだな」としみじみ。

今日は、この思い入れのある“眠りから覚めたロングコート”を、
今の私らしく着直した冬コーデとしてご紹介します。

アイテム紹介 カルバン・クライン|ブラックロングコート(1990年代後半)

クラシックなブラックカラーと、直線的なロングシルエットが特徴のカルバン・クライン製ロングコート。

肩パッドは外しましたが、肩ラインは程よく構築的で、身体のラインを拾いすぎない設計。

ウール混の素材は重すぎず、冬のアウターとして十分な保温性を持ちながらも、軽やかな着心地。

襟元はやや広めで、どんなインナーでも相性抜群。
ボタンはシンプルで全体の印象をすっきりとまとめてくれます。

丈は膝下までしっかりあり、パンツにもスカートにも合わせやすい万能な長さ。

トルソーにまとわせると、シンプルながら圧倒的な存在感を放ち、
“静かな強さと品格を添えてくれます。

コーデ紹介

ホワイトカットソー+ベージュニット+ホワイトスカート

ベージュニットとホワイトスカートで“やわらかい冬”を意識
ブラックコートが全体を引き締めてくれるから、甘くなりすぎずちょうどいいバランスに

ホワイトブラウス+ブルーニット+ブラックパンツ

目を引くブルー、そしてホワイト、ブラックのコントラストが美しいですね
ブラックパンツで足元をすっきり見せると、コートの重さも気になりません

ホワイトカットソー+柄ブラウス+グレースカート

少し暖かい日は、コートもブラウスで軽やかに
ハイウエストでバランスをとりつつブラウンを添えて

ホワイトカットソー+ラベンダーニット+ブラウンパンツ

ラベンダーにはブラウン、ネイビーなどと高相性
優しい配色にすると、締めのブラックも優しく映ります

ホワイトカットソー+チェリーニット+ホワイトデニム

チェリーニットの赤みが、冬の空気にふわっと灯りをともしてくれるよう
ホワイトデニムで軽さ、ブラックコートで引き締めですね

グレーボーダーニット+ブルーデニム

“週末の街歩きスタイル”
ボーダー×デニムの定番コンビに、ブラックコートで“きちんと感”を

ピンクワンピース+ホワイトニット+グリーンジャケット

ピンクワンピースにホワイトニットを重ねて、今日はパーティ気分♪
グリーンのジャケットが甘さを引き締めてくれて、ブラックコートが全体を整えてくれます

25年前コーデ

25年前、少し背伸びして選んだコーデ
タートルニットにミニスカート、そしてロングブーツ
“これが大人の女性だ!”って思ってた頃の私です(笑)

これなら今でも着られるかも…
罰ゲームたったら面白いかな(笑)

📷撮影後談:カルバン・クライン|ブラックロングコート編

今回は「これどうする?」シリーズ、カルバン・クライン ブラックコート編でした。

25年前に少し背伸びして買ったこのコート。
トルソーにまとわせた瞬間、「やっぱり名品…!」と静かに感動しつつ、
「でもこれ、今の私が着ても大丈夫かな?」と、ひとりでうなずいたり首をかしげたり…(笑)。

ブラックコートは、コーデ全体をキュッと引き締めてくれる頼れる存在。
どんな色にも寄り添ってくれて、シックにもカジュアルにも、ちゃんと“その日の私”に合わせてくれる懐の深さがあります。

今シーズンは…どうやら暖冬?
まだ一度も着用チャンスがなく、コートも「そろそろ出番では?」とトルソーの上でそわそわしているかもしれません。

今週末は天気に恵まれず、自然光での撮影は叶いませんでしたが、
25年前の記憶をたぐり寄せながら…懐かしみつつ楽しく撮影をすることができました。

次回は晴れますように☀️
そして、ブラックコートにも“外の空気”を吸わせてあげたいです!

最後にひとこと。
クローゼットの奥で眠っているコート、そろそろ起こしてみませんか。

意外と、今のあなたにしっくりくる顔をしているかもしれません。

コメント

コメントする

目次