
グレーの思い出は”肉球付き!? ~突進されても…今は愛犬と~
アメリカに住んでいた頃、なぜか大型犬が私を見つけると、一心不乱に私に向かって突進してくるという…
珍事が日常茶飯事で、飼い主さんもびっくり!(私が出会ったアメリカの犬散歩は基本、リードなしでした…)。
ピットブル、ゴールデン、謎の狩猟犬?…リードなしの自由な犬たちに、毎回飛び掛かられては服に肉球の跡が。
お気に入りのグレーのパーカーは、洗っても洗っても跡が取れず、泣く泣くサヨナラ。
毎回、服を見ながら泣き笑いでした。これ、ひょっとして「特技?」と。
今思えば、リアル肉球のパーカーもオシャレ?だったかも。
そんな私が、今は大型犬と暮らしているなんて…人生って不思議。
肉球の記憶を乗り越えて、初秋のグレースカートは優雅に揺れます。
#02:グレースカート
ライトグレー タイトスカート

ベージュ+グレー合わせは、20代の頃、オシャレ達人に教わりました

ジャケットをひと羽織り。きちんと感、即完成ですね

薄手の感触が気に入って…上のベージュと色違いです

背筋が伸びるけど、着心地は優しくてきちんと感

朝の空気が冷たい日は、グレーのコートで快適に

ちょっとだけ“冒険”。レザーとスカーフにチェックで、私らしく

”静かに”、でも確かに、背中を押してくれる一枚

オレンジが、私の出番は?と尋ねてきましたので…再登場です(笑)
ライトグレー フレアースカート

ちょっと勇気がいるけど、元気が出る。合わせる色で落ち着きも出せます

ジャケットを足すだけで、“ちゃんとしてる感”が出るから不思議

朝の空気が澄んでる日はブルー。気持ちまでクリアになる気がして。

揺れる質感にブラックを効かせて

動きたい日。気持ちも前のめりに

差し色にオレンジをひと巻き。ゆるく巻けば軽快に
ダークグレー タイトスカート

黒ニットの日は、ちょっと気合い入る。白カーデで“やわらかさ”も忘れずに

ライトグレーは気持ちの“余白”
ふわっと包まれて

ボルドーニットは「秋」のためにできた色?と思ったり

静かに…確かに…私らしく

ライトカラーでダークグレーも軽やかに

ロングジレは全体をまとめてくれますね
撮影後日談:グレーと肉球と、語りの20コーデ
お気に入りだったグレーのパーカー。泣き笑いしながら手放したあの日から、ずっとグレーという色には特別な記憶が宿っている気がします。
「今回は少なめで…」と思っていたはずが、気づけば20コーデ。
”余白”にも”主役”にもなれるグレー。
語りたい気持ちが止まらなかったのかもしれません。
服はただ着るだけじゃない。
袖を通すたびに、あの日の空気や気持ちがふっとよみがえる。
そして今も、語り待ちの服たちが静かに出番を待っています。
袖を通してみませんか?
そう、手に取ったその瞬間が、語りの合図。
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